観た映像作品まとめ
- Nebula
- Apr 15
- 21 min read
Updated: 5 hours ago
はじめに
評価:
-: 観たのが昔すぎて忘れた
⭐️:全然好きじゃなかった
⭐️⭐️:あんまり好きじゃなかった
⭐️⭐️⭐️:良くも悪くもない
⭐️⭐️⭐️⭐️:割と良かった
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:かなり良かった
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️:超好き(タイトルにも⭐️マークつけてます)
2025年以降でこの帯に入っている映画は別記事を書いている事も多いので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。
〜2024年
概要
23年くらいまではかなり雑多に色々観てました。
ちょい難しめの映画(とマーベル)を観始めたのは自分の時間が増え始めた2024年後半。
幼い頃にスターウォーズを観て以降、自然とSci-Fiが一番好きな映画ジャンルになりました。
ロマンス系・純粋なホラー・グロ/ゴア系は興味なくて全然観てないです。
⭐️スターウォーズ9本+ローグワン
時系列派です。
Ⅰ (1999), Ⅱ (2002): ⭐️⭐️⭐️⭐️
Ⅲ (2005): ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Rogue One: A Star Wars Story (2016): ⭐️⭐️⭐️
Ⅳ (1977), Ⅴ (1980), Ⅵ (1983): ⭐️⭐️⭐️⭐️
Ⅰ~Ⅵを初めて観たのは幼少期で、Ⅲの戦闘シーンが結構好きでした。
今観直したらⅠ, Ⅱの政治話ももっと楽しめそう。
Ⅶ以降については…触れないことにしておきます。
テレビシリーズだとStar Wars Rebels (2014-2018)とThe Clone Wars (2008-2020)、Ahsoka (2023)辺りが好き。
⭐️マーベル系
Avengers: Age of Ultron (2015): ⭐️⭐️⭐️⭐️
Doctor Strange (2016): ⭐️⭐️⭐️⭐️
Black Panther (2018): ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画館でドクストの映像効果を見た時の衝撃は凄かった。
物心ついてから初めて観たCG使いまくりMCU作品です。
今振り返ると確かにエンシェントワンのキャスティングはツッコミどころだけど、それでも好きな映画。
ブラックパンサーは超最新テクノロジーの感じが大好き。
秘密の超技術国っていうのもロマンをくすぐられる。
ドラマシリーズだとAgatha All Along (2024), Loki (2021~2023)が好きです。
マーベル映画がきっかけで洋画にハマり出して、様々な海外の役者さんを知ることになったので本当に観て良かったと思います。
⭐️マトリックスシリーズ
The Matrix (1999): ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
The Matrix Reloaded (2003), The Matrix Resurrections (2003): ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
まだVRが今ほど知られていなかった時に観た作品。
幾つかのシーンはあまりにも有名すぎて元々知っていましたが、それでも映画として観た時は衝撃的でしたし、凄く興奮しました。
2, 3もそのままぶっ通しで観ました。
賛否両論あれど、僕は結構好きです。
褒め言葉としてだけではなく、内容的にもこの作品は「聖書」。
⭐️ジョンウィックシリーズ
John Wick (2014), John Wick: Chapter 2 (2017): ⭐️⭐️⭐️⭐️
John Wick: Chapter 3 – Parabellum (2019), John Wick: Chapter 4 (2023): ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
3, 4の戦闘シーンはどれも無限に観られる。(1, 2のも好きです)
どんどん拡張していく裏社会の構造も好き。
一度に全部明かさないスタイルがかっこいい。
3がエセだったから、4でちゃんと日本人起用してくれたのは結構嬉しかった。
ハリーポッターシリーズ+ファンタビの最初の作品
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高校の頃見たけど、正直前すぎて+多すぎて覚えてない…
Mission: Impossibleの最近の作品たち
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ブルジュハリファの回が好き。(おすすめ観光地です)
⭐️Inception (2010)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
初めて観たノーラン作品。
コンセプトが今まで見た事がないようなもので面白かったです。(特に時の流れに関する話)
現実は外的要素で決定されるものではなく、自分で信じることで決まるもの…何回観ても観足りない。
Now You See Me (2013)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
実は2を先に見ていて、ストリーミングで数年後に本作を見ました。(当然一緒に2も観直した)
こっちも面白かった!
⭐️Now You See Me 2 (2016)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️物心ついてから初めて観た「キッズ」カテゴリに入らないタイプの作品。
とにかくトリックが観ていて楽しい!🃏
純粋な面白さ・楽しさで考えるとこの映画はずば抜けて一位。な気がする。
実はこの映画で英語勉強してました。
The Beekeeper (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️
旅行中に飛行機で観ました。
話もトントン進んでいくし、やっぱり戦闘シーンが最高。
The Platform (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️
資本主義に関する社会風刺の映画。(厳密にはそれ以上のものもある気がします)
限られた資源を、自分の分が元から確保されているにもかかわらず食い荒らしてしまう。
上の位置にいるものがより高い力を持っているこの状況では、(2を見るとより顕著に感じられますが)平和かつ効果的なルールの樹立が難しく、人間の本当の色が滲み出ることになるのだろうなと。
上のものに食い荒らされてしまうのは資本主義社会の性質上宿命であるようにも感じます。
考察するほど深く読み解けているわけではないのでこれくらいにしておきます。
嘘喰い (2022)
⭐️⭐️⭐️
漫画を先に読んでいました。全然悪くはなかったから成功した実写化の部類に入るのかな。
亜人 (2018)
⭐️⭐️⭐️
佐藤結構良かった。
映画 賭ケグルイ (2019)
⭐️⭐️⭐️
ドラマ→映画→アニメ・漫画の順で読みました。ドラマ・映画・アニメの中だと個人的にはアニメが一番好き。映画も悪くはなかった…と思う。
Salt (2010)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
スパイものは大体問答無用で好き。最初から最後まで釘付けでした。
Lucy (2014)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
未だ謎だらけの脳を扱うSF。アイデアが好き。
PROJECT POWER (2020)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
異能力。ストーリーも演出も好き。
⭐️Who Am I (2014)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最高の捻り。サイバー世界の描き方(地下鉄、文字通りアングラ)が印象的でした。
Jumanji: Welcome to the Jungle (2017)
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Pixels (2015)
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G-Force (2009)
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The Martian (2015)
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Ghostbusters(2016)
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Kung Fu Panda 2 (2011)
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Penguins of Madagascar (2014)
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ペンギンズ、テレビでずっと観てました。懐かしい。
戦隊モノ・仮面ライダー映画
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ドラえもん映画
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名探偵コナン映画
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赤井秀一とメアリー世良が好き。
ワンピースの映画
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Frozen (2013)
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千と千尋の神隠し (2001)
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もののけ姫 (1997)
⭐️⭐️⭐️
中学時代に製鉄の勉強の一環で観ました。
細かいところまで手が込んでいて、結果として何回も観ることになりました。
高校国語で再登場してびっくり。
容疑者Xの献身(2008)
⭐️⭐️⭐️⭐️
真夏の方程式(2013)
⭐️⭐️⭐️⭐️
Kingsman: The Golden Circle (2017)
⭐️⭐️⭐️
アクションが見ていて楽しかったです。スパイ道具は人類のロマン。
The Great Hack (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
⭐️Bleach
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
2025年
1, 2月 (TENET~Wicked)
割と映画を観まくってきました。
昨年末あたりから段々と自分の好きな味が分かってきたような気がしていて、あまり個人的ハズレ映画を引かずに色々な作品を観られていると思います。多分。
今の所一番好きな作品はTENET (2020)...だけどThe Substance (2024)も凄く良かった。
⭐️TENET (2020)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最高。今年初めて観た映画です。
最初にして最高の映画を見つけられたらしく、何ヶ月も経った今でもTENETが映画として一番頭に残っています。
もし観てない方いましたらこんな記事閉じて映画本編に飛んで下さい。お願いします。本当に最高!
別記事に書きました。

⭐️The Dark Knight (2008)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
本格的にノーラン作品にハマり出して、待ちきれず観た映画。
3部作ということを知らず、物語中盤で初作のあらすじを見ることに…理の象徴と、混沌の象徴。
ジョーカーの怪演に魅了され、彼が映っているシーンはどれも名場面であったように感じます。
後に観たJoker (2019)も良かったですが、こちらはバットマンの存在・対比によりジョーカーが際立っていた印象。
ジョーカーのバックストーリーが一切明らかにならないのも良い。
The Platform2 (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️
1も2もコンセプト・話の展開は好き。
遊んでいる子供たちがプラットフォーム内の社会構造の象徴になっているのも良かった。
でも1で若干苦手だったグロい演出が更に強化されてたのが個人的には刺さらなかった…ストーリー・演技はよかった!
絶対的な恐怖政治によって、資本主義社会が社会主義になっていました。(2は1の前日譚なので、結局混沌渦めく資本主義スタイルに戻るのだけれど)
⭐️The Menu (2022)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
サービス業、とりわけ飲食業を取り囲む様々な問題に関しての風刺。
ヴォルデモート卿でびっくり。
行き過ぎた”グルメ”とそれを楽しむ客が主眼となっており、料理はもちろんのこと、芸術鑑賞についても考えさせられました。(無論サービス業の抱える問題についても感じたことは数多くありました)
偶然にも予告編・あらすじ等一切知らない状態で映画を観ることができたので、単純に展開自体も驚きの連続でした。
チーズバーガー食べたい。
The Dark Knight Rises (2012)
⭐️⭐️⭐️⭐️
納得できるバットマンの最期。
追記:てっきりラスト、バットマンは死んだと思っていたのですがほとんどの人の考えは生存説らしくてびっくり...
⭐️Joker (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
社会の闇とそこから生まれる狂気。
(話として)生々しく感じられ、良い意味で観ていてキツかったです。
続編も悪くはなかった....悪くはなかったんだけどこっちの作品の良さが少し切り落とされてしまった気がする。
Joker: Folie a Deux (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️
ミュージカル調で割と好き。
予想外だったけど。ジョーカーの終幕としてしっかり受け入れられるもので良かったです。
正直前作が良過ぎたため期待がかなり高かったので、(いい意味で)自分で自分の首を絞めてしまった結果の作品なのだろうなと思います。
⭐️The Substance (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
旅行先で買った映画①。考えさせられるストーリー。特異な描写の数々。外に依らない自己の肯定。
名作です。別記事に書きました。

Wicked (2024)
⭐️⭐️⭐️
旅行先で買った映画②。
オズの魔法使いは昔読んだ事がありましたが、その前日譚はそもそも存在すら知りませんでした。
ここ数年でいくつか劇場にも足を運びましたが、それを含めても最高のミュージカルでした。(映画だけど)
Defying Gravityが忘れられない。
3月 (Barbie~Hereditary)
オスカーにノミネートされた作品を中心に漁ってます。どれも良い。
今の所一番好きな作品はTENET (2020)...だけど他も本当に良作揃い。特にOppenheimer (2023)。
未視聴の気になってる作品はNovocaine (2025)、Mickey 17 (2025)、Death of a Unicorn (2025)、The Shrouds (2024)。
Netflixオリジナル映画も漁り始めました。当たり外れが中々あるけど、テーマ自体はどれも良い感じ。
A24漁りも始めました。
Barbie (2023)
⭐️
全体を通して言いたいメッセージが5分観るだけで分かる。流石にうるさすぎる映画。
⭐️Oppenheimer (2023)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
原爆というよりは、タイトルから見て取れるようにオッペンハイマー本人に主眼を置いた作品。
近現代のプロメテウス。
歴史には明るくないので、この映画を通して初めて原爆に対する米国的価値観を知りました。(”絶対に降伏しないだろう日本において戦争終結を早めたのだから、結果として死傷者が日米共に減ったのでは”とする考え)
賛成もしないけど、正直強く反対できるような論理も思いつかない。
映画全体を通してオッペンハイマーについても、原爆についても考えさせられました。
賛否両論だとは思いますが、私は日本人こそこの映画は見た方が良いのではと思います。
内容が濃すぎて正直この映画何回でも観られる。
別記事にしました。
追記 (2025/03/14): 池袋で『オッペンハイマー』IMAXレーザーGT字幕版を観てきました。

⭐️Everything Everywhere All At Once (2022)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
久々に泣ける映画でした。A24映画良いかも。
詳細は別記事にて。

⭐️V FOR VENDETTA (2005)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
「悪人を殺しまくって世を正すダークヒーロー」みたいなのを想像していました。
ところが実際はそんなのじゃ説明できない大きさのストーリーでした。
映画が始まってすぐ、ガイ・フォークスについて調べました。(歴史には明るくなく、全くこの話は知りませんでした)
それはさておき、この映画は単純な政治系サスペンスアクション映画(そんなジャンルがあるのか知りませんが...)としても面白かったです。
個人的には理念そして希望が大きな波をつくり、最初は1人の女性から、最終的には国民皆を巻き込み世の中を変えていく・真の自由と正義に向かって動き出すというのが非常に美しく感じました。
今となっては監視社会の作品は映画・小説・アニメなどでそれなりに見かけるテーマになりましたが、それでもこの映画には独特の重厚感を感じられた気がします。
作中所々に出てくる引用もキマってたし、ヒューゴ・ウィーヴィングも一切表情が見えないのに最高の演技だった。...そしてやっぱりナタリー・ポートマンが美しすぎた。
Equilibrium (2002)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Twitterで教えてもらった映画。
ガン=カタの由来がこの映画だったのは知らなかった!
世界観、ストーリー、展開どれをとっても良かったけど、初めて感じる感情に向き合っていくブレストンの変化が一番印象的でした。
クリスチャン・ベイルの演技がとにかく良かったです。
アクションシーンも最高。マトリックス3部作もジョンウィックも好きだったから当然刺さりまくった。
アクションに目が行きがちだけど、やっぱりブレストンの感情とその変化(...というか感情を、感覚を取り戻していく様)には観客としての私も感じるモノがありました。
人が何も感じない社会が題材の映画だけど。笑
シン・ウルトラマン (2022)
⭐️
エクスポジション爆速すぎない?
ドラマパートの画角構成と特撮は割と好きです。
演技に関しては...斎藤工の演技は役に合ってるんじゃないかな、と。他は...何とも...。
特に物理学者の人とメガネの女の人(名前分からない)の演技の違和感が凄い...特撮は結構いい感じで、ストーリーも悪くはなかったのですが演技がちょっと引っかかるな、というのが全体を通しての印象でした。
世代の人だと私の何倍も楽しめるのかも。
⭐️The Killer (2023)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
想像以上にいい映画。
アクション少なめ、暗殺業務に従事する凡人の心に注目したスリラー映画。
ここにちょろっと感想を書くのも勿体無い気がしたので、別記事にしました。

Spiderhead (2022)
⭐️⭐️
世界観も悪くなかったし、前半も良かった。
そこまでは良かったんだけど後半の持って行き方が....カートゥーンですか??って感じざるを得ない。端末渡した時から雲行きが怪しいとは思ってたけど。
B-6のプロットツイストは割と好きだったけど、そういう感じでもっと薬に注目して欲しかった感ある。
面白くする材料は揃ってたのに....悪い映画というよりは、勿体無い映画。
⭐️CTRL (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
踊らないタイプのインド映画。
SNSとAIを題材に上手く練り込んだ超現代風スリラー作品です。
PCの画面をメインに展開する映画が複数あるのは知っていましたが、実際に観たのはこれが初めてでした。大規模な撮影スタジオじゃなくても、こんな画面中心の映画でここまで印象的な物語を描けるんだと驚きました。良いストーリーに予算の大きさは関係ないんだろうな。
技術とスリラーが混ざり合っている映画は凄く好きです。詳しい感想は別記事に。

Velvet Buzzsaw (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️
Netflix制作アート業界風刺マシマシホラーコメディ映画。風刺とコメディの要素強め。
結構面白いです。
本筋に全然関係ないけどYouTubeでKenzo World観た時も思ったけどSphereみたいな絶対カメラが鏡映しで見えそうな物ってどうやって撮影してるのだろうか。
The Matrix (1999)のドアノブから反射して人が見えるシーンは、袖の中にカメラ仕込んで撮影してたらしいって前見たけど...
別記事にしました。

Enemy (2013)
⭐️⭐️⭐️⭐️
A24作品。難解。
セリフ少なめの映画って読み解くの難しいですよね。(The Substance (2024)は割と分かりやすかったけど...)
ネットで調べると色々な説が出てきます。
色々とは言っても、基本的な筋は同じ。
でもどう足掻いても一回観ただけじゃ気付けない...気がする。
表面上のストーリーだけでも面白かったし、雰囲気も楽しめました。また観直します。
⭐️The Antisocial Network: Memes to Mayhem (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
The Great Hack (2019)もそうだけど、Netflixってこういうドキュメンタリーにはハズレがない気がする。
タイトルの通り、ミームを楽しんでいた4chanの初期からトムクルーズの動画の某団体、Qに始まる議会襲撃事件まで世界...後半は特にアメリカのネットについてまとめられています。
本当に身をもって体感したからこそ出たんだろうな、という言葉の数々。
自分のインターネットとの付き合い方を考えさせられます。
⭐️The Zone of Interest (2023)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
A24漁りの一環で見つけた作品。
⭐️6は「特に好きな映画」につけているのですが...本映画は特に「印象的な」作品だったように感じたので、この⭐️にしました。
会話は少なく、主人公周りの(表層の)ストーリーもシンプル。
単純に表現すれば、「理想の環境を離れ、単身赴任に行く夫の話」と一文にまとめられます。
しかしながら、本作はそれ以上のモノを囁いてきます。
詳しい感想は別記事にて。

Bodies Bodies Bodies (2022)
⭐️⭐️⭐️⭐️
A24漁り進行中。
コテコテのホラー/スリラー、Z世代版...と言ったところです。
展開もクラシックな感じで、屋敷から出られない中仲間が1人また1人と死んでいく...的なもの。
SNSを通したZ世代のコミュニケーションについての風刺がホラーを通してなされているような作品です。
ラストの展開やセリフ、形だけの友情や情勢をみて意見をコロコロ変える若者まで、ストーリー自体もテーマ性も「今風」。
割と良かったです。面白かった。
Under the Skin (2013)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
A24作品。
作中の大半がスカヨハのドライブシーンです。
Enemy (2013)レベル...もしくはそれ以上に難解。
内側の心がなかった主人公は冷たく、淡々と “捕食” を繰り返していましたが、ある捕食を機に人間の心に目を向ける事になります。
そして人間の優しさと彼らの生活を見て好感を得て、人間らしく生活してみようとケーキを食べたりお付き合いにトライしてみたりします。
しかしながらそれは体に受け付けられず、しかも心に近いモノを得た事で逆に “捕食” される側になってしまい、最終的には焼き殺されます。
というのが作品を観たり考察を見たりして行き着いた要約です。
難しい。
どこかの記事に本作は「動く抽象画」だと書いてあり、まさにその通りだと感じました。
官能的な情動に動かされる男たちが黒い液体の中に沈んでいき、その “中身” がベルトコンベアで運ばれていく...前半は解釈できましたが、正直光の中に中身が吸い込まれていく部分はよく分かりませんでした。
ただ表現の仕方が非常に興味深く、軸のストーリー自体も(大まかなものは)見えやすい事から、観ていて飽きるような作品ではありませんでした。
また機会を見つけて観直したい。
Money Shot: The Pornhub Story (2023)
⭐️⭐️⭐️
感想略。
ANIMA (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ANIMAといってもゲームの曲じゃなくてNetflix映画の方です。人生初の短編映画(作品時間15分)でした。
MVっぽい感じです。3曲分。
音楽はもちろんのこと、ビジュアルが印象的でまた観たくなる映像。
社会学・心理学の素養が全くないこともあり、深いメッセージを捉えられたか...と言われると謎。
そもそも解釈は観客の自由だとは思いますが。
均質化された社会の脱却...くらいまではすんなりと観て取れましたが、アニマの意味を知らなかったこともあり後半は考えがあまりまとまりませんでした。(そもそもダンスが面白くそちらに注目していたというのもあります)
ネットで考察を漁りながら、女性は主人公のアニマ・白の坂を落ちて主人公は夢の世界に入ったというアイデアをヒントに作品全体を捉えると、色々合点のいく解釈が出来ました。
やはり世界観が独特で、じっくり15分観入ってしまいました。
Fractured (2019)
⭐️⭐️⭐️
まあ題名がネタバレになってる感はだいぶありますが...それでも良かったです。
典型的なunreliable narrator系。
Fracturedなんてタイトルにして検索画像も脳のスキャン写真にしちゃってるのが悪い。
開く前から精神壊れる系だなって誰でも分かっちゃうでしょ...
ただ主演の演技の迫力が凄かったです。
ストーリーのお決まり感を感じさせない映画だったと思います。正直引き込まれました。
結論が分かっていてもおすすめ。
⭐️俺だけレベルアップな件 (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
アニメ。漫画の時から好きでした。
ストーリーがいい感じにプラスで捻られている上、もちろんアクションシーンも最高でした。
⭐️Nosferatu (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
まさかのクリスマス映画。
昔の方(Nosferatu – Eine Symphonie des Grauens (1922))は観た事がないのですが、それでも楽しめました。(というか未視聴の方がストーリー知らないから楽しめるのか...?)
演技も素晴らしいし、映像も美しすぎました。
ジャンプスケアがほとんどないのが個人的には嬉しかったです。定期的に観返すことになりそう。
感想記事書きました。

Operation Fortune: Ruse de Guerre (2023)
⭐️⭐️⭐️
ミッション・インポッシブル系のよくあるやつ。
悪くはなかった。
オーブリー・プラザが観られて満足。
SAKAMOTO DAYS (2025)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
こういうのでいいんだよ、こういうので。一気観しちゃいました。
Hereditary (2018)
⭐️⭐️⭐️⭐️
A24作品。
ジャンプスケア怖い😭
精神病へのミスリードが上手かったです。
まさか悪魔崇拝に結びつくとは思わなかった。チャーリーが変わった感じだった理由も回収されてよかったです。
夫の死以降、クライマックスで一気に展開が進みました。
良い映画だったけれども、少し最初がスロースタートだったかな、という気がしました。
少なくとも自分の好みには合わなかった。(単調とは思いませんでしたが、結構観ててキツい家族関係がずっと続くのが個人的には...という感じ。そういうの見飽きない人ならスローペースさは感じないかも。)
家族の死を軸にした家族の物語と悪魔系ホラーの組み合わせが上手く噛み合っていない気がする。
悪魔系ホラーの部分が凄く好き。その部分で⭐️4かな。
妻がミニチュアの家を見るように、悪魔崇拝のカルトも実際の一家をミニチュア状態で観察し、操作していた...というのが好きです。
4月 (Conclave~)
気の赴くままに鑑賞中。春休み終わっちゃったよ〜。
⭐️Conclave (2024)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
オーストラリア旅行で買ったストリーミング映画、結局どれも当たり作品で嬉しい!
The Menu (2022)を鑑賞して以来初めて見たレイフ・ファインズ出演作。
システィーナ礼拝堂の中で教皇選出の選挙(コンクラーベ)が繰り広げられます。
各々が各仕事を抱える中、前教皇の影のもと過半数を獲得する候補が出るまで再投票を数日にかけて繰り返していく...というストーリー。
話も観入ってしまう内容だし、演技ももちろん良かったです。演出も凄く良かった。新しい空気が入り、光が差し込むシンボリズムが好き。
余談:徳島の大塚国際美術館には陶板で再現されたシスティーナ礼拝堂(+天井画)があります。
⭐️Poor Things (2023)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
人類の思想と社会構造、そして成長に関する映画です。
ダンカンとリズボンへ行き、外の世界を見ることでThe Wizard of Oz (1939)のように色のついた世界へと行くのが好きです。
全体的にも抽象画チックな建物、船、海が描かれていて印象的でした。
演出の仕方もあってか現実の光も闇も映し出すおとぎ話みたいで、観ていて面白かったです。内容的にも時間的にも少し重いけどまた観返します。
別記事にしました。

Midsommar (2019)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
村モノに挑戦してみました。薬物育てまくりの村でした。畑の作物全部薬物だったりしない??
A24作品。Prime Videoにはディレクターズカット版がありました。
主役はフローレンス・ピュー。(余談:Thunderbolts*楽しみ。)監督はHereditary (2018)と同じ方らしいです。
人間関係のドラマとホラーが同時に展開しているのも共通点。(Hereditaryは家族との死別、Midsommarは家族との死別+恋人との関係...といった要素が大きな部分を占めています)
Hereditaryはラストで急に展開が進んでいきましたが、本作はだんだんと不気味さが出てくる雰囲気でした。
飛行機のトイレシーンや幻覚など、各場面のショットがとにかく美しいです。怖いけど。
ずっと明るいのにしっかりホラーしてます。
ホラー以外の部分だと、個人的には意図的なインセストを行うという話が(良い意味で)不愉快に感じました。
伏線ありグロあり薬物ありR18ありな作品。良い意味で不快なストーリーと演出でした。
北欧神話、ルーン文字などに関する知識がある方ならより楽しめると思います。
”宣言” ポルノ女優 白川和子 (1972)
⭐️⭐️
ドキュメンタリー。大学の授業の一環で観ました。
難しい心理的状況に置かれた白川和子が見せる決意つまり宣言や、彼女の持つ娘の側面と母の側面の対比が面白い。
ポスターのシーンなど、編集における田原総一郎の意図が感じられる映像です。
Mahjong (1996)
⭐️⭐️⭐️
大学の授業の一環で観ました。
成長期の台北における少年たちの物語。
彼らの欲望とか反抗とかが根底にある作品だと思います。
最後は結局ハッピーエンドでした。
Honkytonk Man (1982)
⭐️⭐️⭐️
大学の授業の一環で観ました。
少し切ないけどいい映画。
一昔前の雰囲気、という感じのゆったりした時の流れの中で感傷に浸れる作品です。
Havoc (2025)
⭐️⭐️⭐️⭐️
Netflixオリジナル。
トム・ハーディーのワンパーソンアーミー系と聞いて予告編の時から楽しみにしていました。
言うまでもなくアクションシーンが最高。カメラワークも迫力あって良いです。
この手の映画だとアクション先行、話の流れはサブみたいな感じになることが多いと思います。
Havocもその手の戦闘>プロットな作品ではあるものの、個人的にはストーリーも重みがあって悪くない気がしました。
人が殺された時のやけにリアルな演出も、過去の苦悩を抱えて生きる主人公目線なのかな。
Netflixもちょいちょい良いオリジナル作るよね。
あと全然関係ないけどクラブのシーンでGesaffelsteinのOprが流れててThunderbolts* (2025)の予告編を思い出しました。結構耳に残る曲。
Exterritorial (2025)
⭐️⭐️⭐️⭐️
良いNetflixオリジナル。
Salt (2010)とFractured (2019)をいい感じに組み合わせた内容です。
お馴染みのプロットではありますが、楽しめました。
⭐️Thunderbolts* (2025)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
Phase 5の締めくくりに相応しい良作。
多少のplot convenienceはありますが、普通に許せます。というより本作はそんな小さい所を突っつく必要があるタイプの内容ではない気がします。
おすすめマーベル映画です。(とはいえここまでのマーベル作品を観ていないとストーリーに置いていかれそうですが)
別記事にしました。

Star Wars: Tales of Underworld (2025)
⭐️⭐️⭐️⭐️
アニメシリーズはどれも好きです。本作もその例に漏れず良作でした。
ヴェントレスがまた観られて嬉しかったです。続きが観たい。
キャド・ベインの方も見入ってしまうようなストーリーで良かった。
こっちの方がTales of Underworld感がある気がしました。
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