(ほぼ)単語帳なしで英語攻略
- Nebula
- May 10
- 7 min read
Updated: May 11
はじめに
単語帳なし攻略、別名カスの英語乗りきり作戦です。
何年か前にNoteに似た内容の記事を出していたのですが、アクセスが2万回くらいあって反響が凄かったので最新版を書くことにしました。ここ見る人は少ないと思うけど。
ゆるめの攻略です。
一旦ゴールは英検1級合格にしておきます。
何だかんだ言って英検が1番一般的な形式を踏襲している気がします。
(マークシート、手書き、対面の面接など...)
TOEFLとかIELTSは出題形式に沿った対策が必要です。
ただ私は何回か受け直すのが1番早く慣れる方法だと思っています。
本題
単語・文法の話
高校時代に買わされたものを除くと、私は一回しか単語帳を買ったことがありません。
小学生の頃に買った英検3級の単語帳です。
famousとかpopularとかの単語を覚えていました。
参考:英検3級はこんな感じです。(引用元)
問題文(穴埋め)
A: Your sister is a nurse, isn’t she? B: No, that’s not ( ). She is a doctor.
選択肢:
1: clean
2: true
3: easy
4: fine
3級くらいの単語は覚えるしかないと思います。めちゃめちゃ残念ですが。
単語覚えるのって超大変ですよね。暗記本当に苦手です。
ただ、このレベルの単語が分かれば、あとはもう文法をカチコチに固めるだけで8割がたの英語は読み書きできるようになると思います。
あとどうしても意味が必要な英単語も、prefix-suffixとかで分解すれば大体分かります。
実際私も準2、2級は3級合格後にとんとん拍子で合格しました。
構造を文章に書き込む(?)みたいな変なことをしなくても、何も意識せず普通にそのまま英文を頭から読めるくらいに文法慣れすれば、基本的に途中で出てくる知らない英単語の意味は推測できます。
確か英文法の勉強は関係代名詞の内容が特に好きで、関係詞系の問題は当時特に正答率が高かった気がします。
日本語にない構造なのが凄く面白く感じたのを覚えています。
英語の勉強を始めた頃から英文法は好き(=単語は嫌い)だったのですが、当時は文法の動画をたまに見ていました。
ただリズムが好きで訳も分からず見ていたのですが、品詞の勉強が進んでいくにつれて内容がわかってくるのが何だか楽しかったです。
受験英語は知りませんが、英検やTOEIC、TOEFLなどの一般的な英語が使われている試験であれば文法ゴリ押しな読み方で一切問題ありません。
(TOEFLは一周回って周囲の文章から単語の意味を推測させる問題があるくらいです)
ライティングも英検3級くらいの語彙で普通に満点取れます。
リスニングの話
しかしながら英検準1級は一回目で合格できませんでした。
理由は簡単、リスニング関連のことを一切していなかったからです。
記憶が正しければ、リーディングとライティングは同じ要領で普通に点数を稼げたのに対し、リスニングは平均より低い点数になっていたと思います。
そこで始めたのが英語でYouTubeを観る、という縛りです。
これに行き着いたのは中3の半ばくらいだったと思います。懐かしい。
それまでは毎朝英語でニュースを観るようにしていました。
ただこれ、興味がないので続かないんですよね。
そこで自分が好きな動画が英語だったら一石二鳥なんじゃないか!?と思いYouTubeの英語化に手を出しました。
自分のGoogleアカウントに残っていたYouTubeの視聴履歴を全て消し、登録チャンネルも全て解除してから英語の動画だけを観るようにしておすすめ動画欄を調整しました。
音楽は日本のものも聴いているのでたまに日本語のPV動画・曲などは出てきますが、それ以外のおすすめ動画はあの頃から今までほぼ全てが英語動画です。

見ていたコンテンツとしては、
1年目:VTuber(確か昔書いた記事はこの内容だったと思います。準一合格はこのタイミング。) 2年目:VTuber
3年目:VTuber+他の動画(これくらいの頃にSteven Heなどのチャンネルを初めて知りました。しょうもないけど結構面白くて好きです。あとバーテンダーが凄いやり方でカクテルを作るショート動画もたくさん見ていました。一級合格はこのタイミング。)
4年目:他の動画
5年目〜:映画解説など
といった感じになります。
あとはおまけ程度ですが、通学中に元々見ていた映画 (Now You See Me 2 (2016)) を英語音声+英語字幕で見たり、賭ケグルイのアニメでも同じことをしたりしていました。
そもそも内容が好きなこともあり、セリフをなんとなく覚えるくらいには繰り返し見ていたと思います。
一級の話
運ゲーの話
結局なんかYouTube見まくってたら中学卒業前に準一級は合格できました。
ただ準一より上に特に必要性を感じられなかったので、その後1年は一級を受けずに過ごしていました。(普通に高校の勉強が大変だったのもあります)
2年になってなんだか暇な時間も増えてきたので、最初のうちはボランティアをやってみたり大きめの企業主催の大会に出てみたり色々試していました。
ただどっちも表彰されたり優勝したりやり尽くしてしまったので(好きなのでボランティアは今も続けていますが)、結局最後にまたもう一回英検ワールドに戻ることにしました。
とりあえず一回受けてみたのですが、全く運に恵まれませんでした。
リーディングもライティングも特に興味関心のない分野に関するものが出て、全くやる気が出ませんでした。
お参りとかに行くべきだった。
次はちゃんと普通の問題が出て、1次も2次も通りました。
ポストコロナの序盤くらいな感じだったので、2次のトピックは医療の逼迫に関する話でした。(正確には複数トピックの中から一つ選ぶ形式でしたが、他が全部つまらなそうな内容だったのでこれにしたのを覚えています)
今考えてみればこれも運ゲーですよね。
全部面白くない内容だったら態度とか下がってたかもしれません。多分。
ライティングの話
流石に語彙は1点くらい引かれました。でもそれ以外は別に問題なかったです。
本来は語彙0点みたいな勢いだと思うのですが、実はかっこよさそうな表現を1個入れるだけでなんとかなっちゃいます。
私はa lot ofをa plethora of に書き換えて、他は3級+αくらいな語彙でまとめました。
一級以降の話
一級合格後も結局これらの勉強(?)的なものは続けていました。
特に映画系だと日本ではマイナーな作品について特集している動画も多くあり、観ていて結構楽しいです。
諸事情あって準一合格の翌年くらいからTOEFLのゆるいバージョンを受けていたのですが、少し難しめの単語でもYouTubeの1シーンが思い浮かんできて意味を思い出す...ということが本当によくありました。ゲームも英語でやったりやらなかったりしているので、ゲームのシーンを思い出すこともたまにあります。(準一を受けていた当時、この話をしたら知り合いは苦笑いしていましたが。笑)
TOEICは一級合格の翌年に勉強する運びになったのですが、単語が凄く簡単なので特に何も問題はありませんでした。それこそ準2、3級くらいの語彙だったと思います。
今年はTOEFLを受ける必要があったので、2回ほど受験しました。(2ヶ月前)
一級合格直後に受けたTOEFLは2ケタ台だったのですが、今年のスコアはどちらも普通に3ケタに乗っていました。
一級もTOEFLもTOEICも特段対策は何もせずに受験したので(YouTubeを毎日のように見ていたので、ノー勉か?と言われると怪しいですが)、割とタイトルの「(ほぼ)単語帳なしで英語攻略」は成功していると思います。
洋画・洋楽の話
先にも書いた通り、好きな映画を英語で何回も見まくるのは割と有用だと思っています。
ただし表現の仕方が汚かったりするので、これだけに固執するのは...微妙なのかも。
ゲームで英語を学んだら言葉遣いが超汚くなった、みたいなミームを昔見かけましたが、まさにそれですよね。
洋楽も同じことが言える気がしますが、そもそもあれって音楽のリズムに合わせるために文を妙に引き伸ばしたり早口にしたりしているので、勉強以前に全く聞き取れない気がします。
少なくとも私はそうでした。(というか聞き取れるような人はこんな記事読んでないと思います)
結局のところ、聞き取りやすい+言葉遣いの偏りも(ある程度)小さいYouTube動画視聴が1番いい気がします。
どんなマイブームにも合う動画が必ずありますし。
おわりに
なんか結局好きこそものの上手なれみたいな話になっちゃいました。別に私が英語「上手」だとは思いませんが。
英語関連は最近ちょっと良い進捗が生まれたので、それは後日また別の記事にしようと思います。
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